#41:今、に集中します~やる気が起きない時は、今している事を楽しみます

こんにちは。

 

台風の影響で強い雨が街全体をレースのカーテンが覆っているようです。ニュース番組では、安全確保の為、雨量の多い時間帯の外出を控えるようにと繰り返しアナウンスされています。

対象地域にお住いの皆さん、お気を付けてお過ごしください。

 

皆さんは、やらなければならない事があるのに、やる気が起きないなあ、何もしたくないなあと思う時はありますか。

重ねた年齢に関わらず、私はしばしばその思いと共に過ごしています。

学生の頃、テスト期間を前にしてもテレビを見たり、本を読んだりしている私の姿を見ている親からは、「だらだらしているなら、家の手伝いをしなさい。」とよく怒られたものです。還暦を過ぎた大人になると、全ては自分が決めること。

「やる気を出すには」「無気力から脱出するには」「モチベーション維持」「やりぬく力」等のキーワードでインターネット検索をかけて記事を読み、心理学のテキストや副読本を手にして、目を通しました。

今日の私が得られたことは、以下の3点でした。

  • 環境から変える。(心情からでは無く、自分の居る外側の環境を散歩、図書館、カフェ等に行くことから変える。)
  • 毎日のタスクやTO DO LISTをやる気がなくてもできる程度まで小さく分割して行動する。(毎日1つの事を3分だけ実行する、3分ができなければ1分でもいいし、1回でもいい。)
  • できた事を可視化する。(リスト作成やノートに書き、行動記録として後に確認できるようにする。)

 

やる気のない時の自分のセルフトークを意識してみました。

「あれをやらなくてはいけない。」「時間に余裕はまだある。」「なぜ、やりたくないのか。」「本当はやらなくてはならないと分かってるのに逃げてる。」「また、三日坊主になるぞ。」

やる気が起きずに行動を起こさない時でも、心の中では休むことなく、行動すべき事柄に対して意識を持ち、行動に移さない自分自身に対して否定的な言葉をかけていました。

自分自身が、やる気のない自分を更に否定的に扱っている状態では、やる気が起きにくい状況だと、少しだけ離れたところに視点を置いて、自分の心を俯瞰的に見ることができました。

 

心を逸らして別の事柄に向き合っている時は、それに集中して楽しみます。その後、自分のいる環境を可能な範囲で変えて、今の自分にできる分量に細分化したことに取り組みます。取り組む前には、自分自身に肯定的な声掛けをします。「これはできる。大丈夫。」

オリンピック・パラリンピックプロスポーツの選手、会社経営者、研究開発者等多くの領域で活躍している方々は、自分が設定した目標に対して、常に真直ぐ進む強い心を持たれていると思います。それが自分には無くとも、無いことを知り、無い自分を否定しないで、寄り道を楽しみながら自分のできる範囲で自分の歩みを進めたいと思います。

 

健やかな一日をお過ごしください。

では、また。