#50:キャリアコンサルタント技能士2級受験に向けて~33 受験終了

こんばんは。

2022年が始まり、1月も終盤となりました。

皆さんは新しい年をどのように始められたでしょうか。

 

私は、1月16日(日)に第27回キャリアコンサルタント技能士2級実技受験を終了しました。

受験内容詳細は守秘義務のため記載できませんが、今回の受験に向けて過ごした時間を振り返り、気づきをまとめたいと思います。

項目は3つ。「環境」「勉強方法」「次への準備」です。

 

【1】環境~同じ2級受験生の存在が支えになりました。

当初、第27回受験に対して、私は消極的でした。前回の不合格結果を前にして、迷いどころか諦めが生まれていました。

しかし、共に学びながらも不合格だった2人の仲間が、「国家資格キャリアコンサルタント取得者人数が増えているので、技能士2級資格によるスキルの裏付けをできるように努力しよう。」と声を掛けてくれました。

また、キャリアコンサルタントのコミュニティで開催されている勉強会を通して知り合った2名が技能士2級を受験すると分かり、ロールプレイング練習を一緒にしようと誘ってくださいました。

それ以外にも様々な人のご縁から、週に3~4回の頻度で実技試験に向けた練習を繰り返すことができました。練習を通して悩みや疑問が生まれる度に、お互いの意見交換する時間を重ね、12月末頃には諦めが霧散していました。

ロールプレイング練習は全てオンラインで行うことができ、秋田、大阪、福岡在住の方も参加されていました。実際に一つの場所に集まって練習をすると、このような頻度でかつ色々なカウンセリングスタイルをお持ちの皆さんとは練習できなかったであろうと思います。

 

【2】勉強方法~自分の課題が何かを認識することが始まり。

私の課題は、評価区分にある「具体的展開」と思っていましたが、本当の課題は、「システマチックアプローチを着実に実行すること」でした。

それに気が付いたのは、技能士2級ホルダーの方が技能士1級を目指して主宰している勉強会に生徒役で出席させていただいた時でした。自分の課題が自分の目前にぐっと迫るように感じました。

どのような講習や勉強会でも、評価区分、システマチックアプローチ(または、コーヒーカップ理論)、面談実技でのテクニック(TIPS)を学ぶことができると思います。

私自身は面談時のテクニックを意識している時は、面談個々の独自性に対応できず混乱しましたが、自分の課題を捉え直した後は、良い意味で必要な事柄を受容し、練習で試してみることができました。

試験本番では、目の前のクライアントに集中し、心から支援する気持ちで臨みました。同時にシステマチックアプローチをひとつひとつ実行していくことを意識しましたが、具体的展開(方策検討)まで到達できませんでした。練習でできたことまでの結果で実力通りでしょう。

尚、就活生支援を通して気づいた「承認の大切さ」については、実生活でも忘れずに実行して身に着けたいと思います。

 

【3】次への準備~カウンセリング経験を継続して積んでいく。

今回の試験結果が吉報であることを願いつつも、望まない場合もあります。いづれにしても、キャリアコンサルタントとしてカウンセリング経験を積み続けます。

試験が終わった今でも、多くある私の課題を2つと絞ろうと思います。

・システマチックアプローチを意識した面談を進めること。

・意図ある質問をすること。

あるカウンセラーの先生が主宰した勉強会で、ロールプレーイング見学とご本人によるその解説を聴くことができました。その先生ご本人から全ての質問に隠された意図と、その質問が有効な理由となるカウンセリング理論やキャリア理論の説明をしていただきました。

この時座学での理論がカウンセリング現場で一致したように感じました。その先生の物腰はとても柔らかで優しいですが、逐語録の言葉はとても短く、深いものでした。真似たいカウンセリングスタイルでした。

 

久しぶりの投稿が長文となりました。

 

健やかな日々をお過ごしください。

では、また。