#50:キャリアコンサルタント技能士2級受験に向けて~12 学び続ける人との出会い

こんばんは。

 

今日から関東地方は梅雨入りとのこと。私は既に梅雨に入っているのに、梅雨の晴れ間が爽やかに続いているものと思っていました。思い込みが重なり、失礼いたしました。

 

本日も、キャリアコンサルタントの勉強にまつわることについて書きたいと思います。

国家資格キャリアコンサルタント受験のオンライン勉強会に出席ました。40名近くの参加者があり、ブレークアウトルーム(オンライン上で参加者をグループに分け、そのグループメンバーだけでオンラインミーティングができる機能)に分けれ、私は5名のチームに参加しました。

受験生2名、練習相手2名、ファシリテーター1名の構成で、私は練習相手のクライアント役をしました。

ファシリテーターの方は30才台の知的な方で、面談練習中に同時並行で逐語録を作成し、面談が終了した時点で発言を文字上で確認しながら振り返りをする、高効率のセッションをリードしてくださいました。記憶ではなく逐語で確認することで、客観的視点が強化され、振り返りの深さがぐっと増しました。自分自身の面談練習でも、逐語録を起こそうと思います。

 

受験生の一人は、65歳以上と思われる白髪の男性でした。練習相手の男性に対して、丁寧に、言葉を選びながら、時々考えながら、ゆっくり面談が進みました。試験対策としての仕上がりを問われると、これから改善の余地があると感じました。ファシリテーターからのフィードバックは、改善点を明快に言語化し、適切なアドバイスを逐語録と共に渡していました。それを真摯な態度で聞いている男性の姿が深く印象に残りました。

 

その白髪の男性に大きな勇気をいただいたと感じました。

自分の年齢で制限を作らず、資格取得の勉強に取り組み、自分の子供や孫に近い年代の人から真摯に学んでいる姿は、「誰からでも学ぶ」「人は年齢に関係なく成長することができる」と伝えてくれていました。

学びの速度は30才台の方と比較して遅いかもしれませんが、学び続ける意志の強さがそれを補って余りある。長い人生経験と新しい視点を得る好奇心。

私も後15年経ったら、この白髪の男性のように学び続けていたいと思いました。

2~3時間を共有した短い出会いでしたが、いただいた勇気に心から感謝しています。

 

健やかな一日をお過ごしください。

では、また。