#50:キャリアコンサルタント技能士2級受験に向けて~28 コンサルタントの個性

こんばんは。

 

今日は、夏が戻ったような気温でしたが、空が高く秋の乾いた風を感じました。

行きつ戻りつ、季節は進みます。

 

先日、国家資格キャリアコンサルタント受験生に向けた面談練習会にクライアント役として参加しました。

受験生の皆さんは、既にひとりのキャリアコンサルタントとして、それぞれの持ち味や個性を育み始めていました。各受験生は、マイクロカウンセリング技法に則り面談を進めるスキル向上に集中しているのですが、理論や技術は骨格であり、クライアントとコンサルタントの相性やお互いの個性が共鳴し面談が構成されていくと感じました。何度か同様の勉強会に参加したのですが、このように感じたのは初めてでした。

 

ある時期から、クライアント役として面談の感想と改善アドバイスを受験生にお伝えする時に、必ずその人の長所や面談中の良かった点の具体的言語化を心がけてきました。受験準備目的では、弱点を知り修正することが合格実現に近づき、受験生の希望とも一致している上、それを的確な表現でお伝えするオブザーバー役は多くいらっしゃいます。弱点への指摘を受け入れて対応するには、心の強さも必要とされますし、受験生が下を向く場面に多く遭遇しました。受験生自身が自分のカウンセリングの弱点を見て、否定的な気持ちを少し抱えているようにも映りました。(私自身も技能士2級の受験生でもあり、受験生という同じ立場に気持ちが同期したのかもしれません。)

勉強会の終わりに、何か嬉しいことや良かったという感情のカケラも一緒に持ち帰ってもらいたいと思いました。

それ以降、私自身の面談に臨む意識が「プロセス実践の確認」から「面談全体の俯瞰」に少し変わってきたと感じます。どちらも欠かせない視点ですので、バランスを忘れずに育てようと思います。

 

私の個性について、仲間にフィードバックをお願いよしようと思います。ジョハリの窓で言われているように、他者からどのように自分には見えていない自分があり、それが面談では色濃く出ているように思います。

 

 

健やかな一日をお過ごしください。

では、また。