#50:キャリアコンサルタント技能士2級受験に向けて~11

こんばんは。

 

本日は、キャリアコンサルティング技能士2級の実技の一部である論述の試験日でした。

一緒にオンラインで面談練習しているメンバーに、直にお会いすることができました。顔や声も知っているけれど、口をついて出たのは、「初めまして」。直接会うことで印象が少し変わる方もいました。コロナ禍で誰かと会えた、嬉しい日でもありました。

 

論述試験では、キャリア面談の冒頭部分を抜粋した逐語録(会話をそのまま文字に起こしたもの)が問題として掲示され、それに対して、下記3問に対して、1時間以内に回答を記述します。

問1:相談者がこの面談で相談したい「問題」は何かを記述せよ。(20点)

問2:キャリアコンサルタントとしてあなたが考える、相談者の「問題」を記述せよ。(20点)

問3:あなたは、上記2つの「問題」を合わせ、相談者を援助する為に、①どこに目標をおいて、②どういうことを実施したいか。目標と具体的な方策を記述せよ。(60点)

 

本日の問題の概略は、「30歳代の相談者が出向の内示を受けた。今の仕事にはやりがいを感じていたのでショックを受ける。出向先での役職と仕事にも不安がある。妻に内示の話をしたが喜んだので多くは話せず、どうしたらいいかわからずに相談に来た・・・」とのことでした。

正確には、後日、キャリアコンサルティング協議会のホームページに掲載されますので、よろしければご参照ください。

 

自分が注視したポイントと他の方が注視して展開した内容が異なり、同じ問題でも、視点の置き方で異なる流れになることを実感しました。一方、相談者が何を望み、今置かれた状況とはどう違うから不安を感じているのか。その違いは複数ありながら、何処かで繋がっている部分もあり、視点の当てる順番や当て方も変わっていく。今抱えている不安を取り除いたら、その先に何が見えて、何を選択するのか。相談者と同じ世界を見るように務めながら、状況を一緒に整理していく。そこはキャリアコンサルティングの共通部分と感じました。

 

これから、7月に予定されている面談の準備を進めたいと思います。

以前こちらに記載したアプローチを実践できるように練習します。

 

健やかな一日をお過ごしください。

では、また。