#50:キャリアコンサルタント技能士2級受験に向けて~32 再確認した基礎の重要性

こんばんは。

 

本日は、肌寒さを感じる一日で、外出には、厚手のジャケットが欲しくなりました。

皆さん、季節の変わり目に、ご自愛ください。

 

先日、キャリアコンサルタント養成講座を見学しました。

当然のことながら、講義の中で講師の方が生徒に伝えている言葉のどれもカウンセリングの基礎でした。

・クライアントに好意的関心を持って向き合うこと

・共感・受容はしても同調しないこと

・クライアントの体験はクライアントしか知らない。だから聴く

クライアントとの関係構築に必要な姿勢で、基礎の大切さを再確認しました。

 

その先生と昼食をご一緒しました。その際の会話です。

私「〇〇先生は、何年前から先生をされているのですか。」

先生「私はキャリアコンサルタントです。今でも現場に立っています。講師は、後進育成として17年前から始めました。講師は私の仕事の一部です。講師だけをされている方もいますが、私は現場に立つことに意味があると考えています。講師だけが私の仕事ではありません。」

 

世間一般では、士業の方がキャリアコンサルタントを名乗るよりも通りが良い時もあるでしょう。それでも尚、講師だけが私の仕事ではないと言い切る時の少し苛立った声から現場に立つキャリアコンサルタントとして誇りが伝わりました。

この言葉が出るまでに、どのような経験をされたのか。

現場に立ち続けることのどこに価値を見出しているのか。

自分は他者と違う、とあえて言葉にする勇気はどこからくるのか。

好意的関心と共に、聴きたいことが次々と湧いてきましたが、残念ながら、昼休憩は時間切れとなりました。

この先生の言葉を聴くための一日だったと、そう思える出会いに感謝します。

 

健やかな一日をお過ごしください。

では、また。