#73:他者からの期待と自分の希望の両立を試みます

こんばんは。

 

今日から冬が始まったと感じるような冷たい雨の日でした。

皆さん、気温の変化にはお気を付けてお過ごしください。

 

今後、他者からの期待と自分の希望の両方を叶える方法を探します。

 

皆さんは、仕事、家族を含む他者、自分のどれかを優先しなくてはならない場面に遭遇したことはありますか。

以前、私は、多くのケースで仕事を優先していた時期がありました。両親の介護に当たっている時は、家族を優先していました。自分の病からの退院後職場復帰へと急いでいました。どの場面でも、どれか一つを選択し、その他のことは諦めていました。

選択した一つを、その時の精一杯で取り組んでも、結果として反省や改善点が浮かびあがり、完璧とは言えないことが多くありました。その結果を前にすると、どれもできなかった、と感じることがありました。

 

最近は、どれかを選択するのではなく、選択肢のそれぞれを実現する方法はないものかと、両立を模索したいと考えています。

どれかを選択する時には、他者の都合や周囲の状況だけでなく、自分自身の体調や感情も考慮すべきことの一つに入れたい。どれも完璧で理想の結果ではなくとも、どれも自分が納得して楽しく取り組んだ過程があることにも価値を見出したい。

 

今日、とても些細なことでしたが、それを試みました。

知人からある日に用事をお願いされましたが、その日は私がやりたい事をずいぶん以前から同日の午後に予定していました。

最初は、自分の予定を取りやめて、その方の為に終日時間を使うことにしよう、断ると感情的に反応され、それを見る私自身の気分も悪くなると思いました。ですが、ある方の満足を優先し、その人の感情の動きに私の気分を合わせ、自分の予定を諦める一連の行動の中に私の存在が無いことに気が付きました。

思い切って、その方に午前中であれば対応できる旨を伝えたところ、予想したように感情的な反応が素早く帰ってきました。それでも、私が以前より予定していた事と、それが私にとっての意味をお伝えしました。

なんと!知人から、午前中だけでよいから、との返事がありました。

とても些細なことに対して、これまでの私とは違う行動を取ることで、大きな変化を感じる結果を得ました。私が持つその方への思い込みや、他者を優先する選択の癖に気づいたとも思います。

将来の重大な物事に対する選択場面に出会う前に、練習したと感じます。

 

健やかな一日をお過ごしください。

では、また。