#23:人の成長を応援する仕事をします~その8 人に対する愛情を持つ

こんにちは。

 

皆さんのお住まいの地域では、季節の変化は感じられますか。

山歩きが好きな友人から、「山には秋の草花が咲き始めたよ。」と写真が送られてきました。コロナ禍でも自然は時間を進めています。コロナウィルスもまた自然界に存在する一部と思うと、時間の流れは地球上に存在するモノ全てに平等と感じます。

 

本日は、アメリカ在住の友人とLine電話でお互いの近況報告をしました。その友人とは、新卒入社した職場で出会い、40年間交流があります。彼女がアメリカへ移住してからは、他者の話を聴くこと、他者とコミュニケーションをとり、関係構築することがとても上手になったと、私は感じていました。

彼女の話には多くの、そして様々な人種、性別、年齢、職業の人が登場します。日本人中学生の夏期短期留学の受け入れボランティア等も行っています。(今はコロナ禍で中止しているようです。)

彼女に、「いつも多くの知り合いの話が出てくるね。他者とのコミュニケーションで、大切にしている事は何?」と聞いてみました。

 

  • 友人の事が気になったら、直ぐに短文のメールで連絡してるよ。「元気?楽しい事あった?」程度だけど。返事があるかどうかは気にしない。私が相手を気にしていることを伝えただけなのだから、相手からの返事を期待しない。返事はあっても、なくても、それでいいの。
  • 相手の存在や努力を承認する気持ちを言葉にして伝えること。私を含めて、どんな人でも自分の存在や行動を認めてもらいたいと思っていると思うよ。些細なことでも相手が自分にしてくれたことに気づいたら、ありがとうと伝えることは大切にしているよ。
  • 日常に小さい出会いがあるのよね。自分の庭にある花を通りがかりの人が眺めていたら、自分から声をかけてみるよ。その時に交わした会話が感じ良く響いたら、連絡先を交換しているの。1度だけ会った人に今も花の写真を送ったりしてコミュニケーションが続いているよ。

 

どれからも、人に対する深い愛情を感じました。

自分の行動に対する他者からの見返りを気にせず、相手の存在を承認し、感謝を送る。良い意味で、自分軸で行動して迷いがありませんでした。

特に、「私を含めて、どんな人でも自分の存在や行動を認めてもらいたいと思っていると思うよ。」との発言には、彼女が異なる文化圏で生活してきた時間や経験が凝縮されているように伝わります。

私はこれまでの彼女との会話で、彼女が送った時間には、いい事ばかりではなかったと知っています。それでも相手の存在を承認するのだ、という言葉に人としての強さを感じました。

 

文章にすると硬いテーマのインタビューのようですが、実際には、お茶を飲みながら、笑い話も交え、とてもリラックスした雰囲気での会話でした。茶飲み話ですね。

他愛ない会話での気づきに感謝し大事にしながら、「人の成長を応援する仕事」に就く心構えに繋げたいと思います。

 

健やかな一日をお過ごしください。

では、また。