#41:今、に集中します~友人と会える幸せ

こんばんは。

 

今日から冬が始まったのか、と感じる肌寒い日でした。

次の季節に進んでいきます。

食卓にも温かい鍋が恋しくなりますね。

 

コロナ禍で友人に直接会うことを自粛していましたが、ひとりの友人から、六本木ヒルズで開催されている「サンリオ展」にご招待いただき、一緒に行ってきました。懐かしい記憶を掘り起こす品々の展覧会見学後、スカイデッキからの眺望を堪能しました。

晴れた空に所々浮かぶ雲の影が地面に映り、遠くには東京湾を臨み、反対にはどこまでも平らな地形が見えてきます。頭の中に日本地図を広げ、関東平野の一部だなあ、と実感しました。

晩秋の乾いた風と陽の温かさが混ざり、外気を吸う清々しさも加わって、「気持ちいい。嬉しい。」と声に出していました。マスク越しでも2メートル離れた友人に聞こえたようで、友人から返事がきました。

「あなたが嬉しいと言ってくれて、私も嬉しいよ。久しぶりの外出だね。」

 

友人のその言葉に、「今」への感謝と幸せを感じました。同時に、友人が他者の喜びを共に喜ぶ心を持っている人柄に改めて尊敬し、温かい気持ちで寄り添ってくれる在り方にも感謝しました。

今、この瞬間に感じている喜びをキャッチボールすることができた。そのこと自体も喜びでした。

 

誰かと会えることが当たり前でなくなった時期を経て、直接会い、同じ空間を楽しみ、感情のキャッチボールをすることの幸せをより強く実感することができました。

「やっと会えたね。」と言葉にしているこの状況と気持ちを忘れないことが、これからの時間をもっと豊かに彩ると思いました。

 

健やかな一日をお過ごしください。

では、また。