#71:「過程」と「成果」のバランスを大切にします

こんばんは。

 

2020年以前、10月10日は「体育の日」と呼ばれ、秋の運動会の定番日でした。

天気予報では晴れの確率が高い特異日として、1964年の東京オリンピック開会式も開催された日。今日も、気持ちよく晴れた日でした。

運動会に参加された方はいらっしゃいますか。

 

最近、ゆっくり気が付いたことがありました。断片的なセルフトークが塊になった、という感覚です。

 

「過程」は、成長を促し、長期的な視点と自分を信じる心が必要。

「成果」は、自信を育み、短期的な視点で他者からの承認が必要。

 

私が過ごした時間を振り返った時に、「成果」(他者からの評価や承認)を優先していたと思いました。「成果」に至るには、そこに向かう「過程」があり、そこで過ごす時間や体験の多くは自分自身にしか見えず、迷う時間の中で自分を信じ成長している瞬間でもあります。

他者からの評価や承認を得られない「成果」に至る「過程」を否定的に取り込んできたことにも気が付きました。それは、自分の一部を否定的に取り扱っているこどでもあると思います。

「過程」か「成果」かの二者択一ではなく、それぞれのバランスが大切だと感じ始めました。

 

会社組織の中でビジネスに携わると、売上、利益、市場シェア等が指標となる数字があり、それに向かって組織で取り組み、月単位、年度単位での評価が明確になります。個人の評価もそれに付随していきます。「成果」を他者が評価することに私が慣れ、意識が固定化されたのでしょう。

これからは、「過程」に意識して過ごそうと考えています。

 

キャリアコンサルタント仲間が主宰する勉強会に参加しており、そのゴールは自分で自分の名刺を作ります。自分のライフチャートを作成し、大切にしている価値観を確認して、自分のセールスポイントを伝えるキャッチコピーを作ります。その過程で、参加者同士や事務局メンバーも参加するワークショップでお互いに意見交換をしながら、キャッチコピーをブラシュアップしています。

この「過程」では、この時間を共有している人々への感謝と、人から受ける温かい気持ちは、人生の贅沢だという気づきでした。

「過程」を意識してから、初めての気づきでした。

 

健やかな一日をお過ごしください。

では、また。