#50:キャリアコンサルタント技能士2級受験に向けて~22  歩みを止めないと進む

こんにちは。

 

今日は夏日。層積雲の白いくもり雲が空を広く覆い、アスファルトの照り返しの熱が身体には厳しく感じます。

皆さんは、いかがお過ごしでしょうか。

 

以前にも参加した、「キャリアコンサルタント有資格者同志のロールプレイング勉強会」に再び参加しました。

前回出席時、私が相談者役として受けたロールプレイングで、コンサルタント役の相手の方の面談姿勢が私に安心感をもたらしてくれました。今回はその姿勢を自分なりに真似て、ロールプレーイングに参加しました。

真似した点は、3点でした。

  1. 共感しながら傾聴を続ける。
  2. 行動に対して承認を送る。
  3. 感情を表す言葉に対してのみ質問をする。

ロールプレイングの40分間。私自身がやるべきことを理解し、クライアント役の相手の方に集中し、相手の言葉の一つ一つがはっきりと聞き取れました。時間経過がとても速く感じ、フロー状態に近い体験と思いました。

キャリアコンサルタント技能士2級資格取得できる素養が自分にはあるのか、と不安になることが多いこの頃ですが、諦めないで取り組み続けると、ささやかな気づきや成長の手応えらしきモノに出会えると感じられた瞬間でした。

 

それに続けて、あるドキュメンタリーの一場面が呼び起こされました。

NHKのテレビ番組『グレートトラバース』をたびたび拝見しています。アドベンチャーレーサーの田中さんが日本の名山を自分の足だけで踏破する冒険を追ったドキュメンタリーです。現在は第3シーズン(三百名山踏破)に入っていますが、第2シーズン(二百名山踏破)の一場面です。

高齢のご夫婦一組が百名山踏破を目指していました。そのご夫婦とは、田中さんが第1シーズン(百名山踏破)の時にどこかの山ですれ違い、第2シーズンの登山道で偶然の再会をし、挨拶を交わしていました。

第2シーズン時の田中さんは、次の二百名山踏破チャレンジの途中。そのご夫婦は、百名山踏破まであと少しの時。私には、そのご夫婦が自分たちのペースで登山を続けていることが強く印象に残りました。

人それぞれに異なるペースがあり、同じ領域にある各々の目標に向かって歩み続けるとどこかでお互いの道が交わることがあり、その再会がお互いを励ますことになると感じました。

 

今回の勉強会での体験と、ドキュメンタリー番組の一場面は、私の中では一つに繋がっています。「自分のペースでいい。歩みを止めずにいると、仲間や新しい自分に出会う。」

私のペースで諦めずに学んでいこう。

 

健やかな一日をお過ごしください。

では、また。