#67:空を見上げます~1 雲の名前を調べます

こんにちは。

 

今日は、夏日が戻り、吹く風が強くなりました。かすかに秋の始まりを感じます。いつも通る駅までの道や住宅街は、昨日と同じようにそこにあるのですが、秋を感じるのは何故でしょう。理由を知りたくなります。

無意識を使った数十億ビットの情報処理の結果なら、「1秒間のフロー状態」だったかもしれません。

皆さんは季節の変わり目をどんな時に感じますか。

 

 

これからは意識的に空を見上げて、雲の名前を調べようと思います。

 

忘れていた過去の記憶が流れ出し、その時の出来事と感情が映画のように再生されます。今日は、40代の私が通勤している時の記憶が流れました。3m先の歩道を見て、近くを歩く人々にぶつからないように、乗車予定の電車に間に合うように、自分のペースで目的を達成するための空間確保を最優先していました。

時々、自転車の前後にチャイルドシートを装着してお子さん2人を載せた自転車を全力で走らせるお母さん方に遭遇すると、その自転車の突進から自分の身を守らなくては危ないと感じましたし、お年寄りやゆっくり歩く人達の際を縫ってぐいぐいと走る後ろ姿に苛立つ気持ちを抱くこともありました。また、雨が降れば、靴や服が濡れないように水たまりを避けて歩くことが大切でした。

 

今でも同じ生活圏に居ますが、意識が変わり見る景色に変化がありました。

お子さんを載せた自転車のお母さん方を見ると、衝突の可能性を回避して自分の身を守ることは変わりませんが、子育てと就労の両立支援について考え始めます。雨が降っている事実以外を考えなくなり、その分、朝と夜に空を見上げることが多くなりました。

空を見上げて目に入る雲に不思議な安心と興味を持ち始めました。

 

最近の携帯電話のカメラ機能(Google Lens)には、撮った写真を直接インターネット検索して、写真の対象物が何かを説明してくれます。例えば、雲の写真を撮ると、その雲の名前や特性を文字情報として表記してくれます。

空の写真集も手元にあります。『空の名前』高橋 健司 著

年に数回手に取るだけでしたが、こちらにも雲の名前や成り立ちが説明されていますので活用したいと思います。

 

携帯電話のカメラで写真を撮り、名前を知って、この本で雲と空についての説明を読む。通勤路での楽しみに繋がるといいな、と思います。

 

 健やかな一日をお過ごしください。

では、また。