#23:人の成長を応援する仕事をします~その5 男子高校生の言葉
こんばんは。
今日は、一瞬の出会いに心を動かされたことを書き留めたいと思います。
私が外出から戻り、集合住宅に幾つかあるエレベーターの前で男子高校生から声をかけられました。多分部活帰りだろうと思う、リュックと手荷物を抱えていました。
「上に行きますけれど、乗りますか?」
私はその区画のエレベーターを使わないので、「いえ、別のエレベーターです。ありがとう。」と返したら、「はい。」とマスクの上の二つの瞳が少し小さく見えるように笑顔を向けてくれました。
時間にしたら、ほんの数秒でしたが、心に何かが満たされる体験でした。
コロナ禍の中では、エレベーター内に人数が増えることをマイナス要因として捉える人もいて、同じタイミングに乗ることを遠慮したり、乗ることを拒否する仕草に出会うことも少なくはありません。仕方のないことと思っていましたが、この男子高校生の行動によって、私の心の何かが変わったように感じました。
コロナ禍で環境や状況は変わっても、誰かが他者に開く心の美しさは何も変わらないと思った体験でした。
そして、このような心をもって人的支援の仕事をしたいと強く思った出来事でした。
ありがとう。
健やかな一日をお過ごしください。
では、また。