#30:月暦を使ってPDCAを取り入れます~5月の満月 皆既月食の当日に

こんばんは。

 

本日は、スーパームーン皆既月食が重なる機会とのことでしたが、東京近郊では低い雲で月が隠れてしまいました。残念ながら、肉眼では見る事ができませんでしたが、ネットワーク上では、沖縄から北海道、ハワイの天文台からも映像配信されて、その時を自分の居場所とは違う場所の景色を見る事ができ、画面越しでしたが皆既月食を観察することができました。

 

コロナ禍で様々なエンターテインメントがインターネットを使った無観客配信で時間とコンテンツを共有することが始まりました。

私が最近体験したのは、新国立劇場からバレエの「コッペリア」のライブ配信をPCで見たことでした。幕間の時間も劇場にいる時と同じように設定されて、新国立劇場の客席にいる時と同じ時間経過を味わうように企画されていました。

実際に劇場で耳にする音楽や目の前にいるダンサーが鍛えぬいた肉体で表現している芸術と、画面越しに受け取る印象や臨場感は圧倒的に異なるでしょう。少なくとも私個人にとっては、遠くにあったバレエ鑑をとても身近に感じ始めたことが、臨場感について考えるよりも大きなインパクトがありました。客席に足を運べる時がきたら、バレエ鑑賞に是非行きたいと思うには十分な感動でした。

コロナ禍でできなくなったことも少なくありませんが、コロナ禍において、広がる可能性を見出したことの一つです。

 

皆既月食ライブ配信を観ることで、「制約を創造的に使うこと」を学びました。ライブ配信されていたスーパームーンの中に楽しく踊るうさぎや人が見えたように感じたのは、日本昔話による刷り込みかもしれませんし、私が今日を楽しんでいたからかもしれません。

 

健やかな一日をお過ごしください。

では、また。