#23:人の成長を応援する仕事をします~その4 コーチング体験時に受けたコーチからの質問

こんばんは。

 

私が住む地域では、午前中は雨模様で、オリンピック応援観戦で寝不足気味の体調には、優しい気温でした。午後には低い雲が流れていき、青空と夏の日差しが戻りました。

皆さんの体調はいかがですか。熱中症にもお気を付けください。

 

7月4日に受けたコーチからの質問が自分の心の中に残っています。

「この一週間で、あなたが楽しかったこと、怒ったこと、喜怒哀楽の割合をそれぞれ教えて下さい。」

皆さんはこの質問にどのように答えますか。

 

コーチの質問の意図は、直近の自分自身の感情を振り返えることにより、自分の意識がどこに在るかを俯瞰的に捉えることだと理解しました。けれども、直ぐには答えられませんでした。理由は二つあります。

  1. 喜怒哀楽というような感情が動いた出来事は少なく、「いつも通りの日常」の時間が大半を占めたこと。
  2. ある出来事が起きた瞬間に私が持っている感情は、様々な感情が多層となっていることに気が付いたからです。それは、ショートケーキの断面のようでした。喜び、楽しみの感情はいちごや生クリームのようで、スポンジに挟まれています。そのスポンジは、過去の思い出に紐づいた感情や批判的な視点からみる自己評価で、瞬間を切り取った中にある多様な感情を喜怒哀楽という感情に区分けすることに困難を感じました。

 

それ以降、週末に、「この一週間で、喜怒哀楽の割合はどう?」と問いかけてます。

時間経過と共に、「いつも通りの日常」は、健康で無事に生きていることで、それは幸せで、喜びで、楽しみじゃないか!と思いました。

自分の過去の出来事に紐づいた感情は、似たような出来事が起こった「今」に繋がっているけれど、「過去のあの時」起きたことと、「今」の事は、全く同じではないし、私自身も違っているなあ、昔の古いスポンジを味わい直す必要はないなあ、と感じ始めました

 

コーチの質問は、 今と未来に意識を向ける切っ掛けの質問でもあったと気が付きました。コーチングには、クライアントに内観を促す質問力が基礎技術として問われると体感しました。

今と未来につながる、喜び、楽しみ、幸せな感覚を意識する問いかけとして、「この一週間で、喜怒哀楽の割合はどう?」をもう少し続けようと思います。

 

ケーキをイメージしながらこの投稿を書いていたら、イチゴの乗ったショートケーキの映像が頭から離れなくなりました。明日のおやつにします。

 

健やかな一日をお過ごしください。

では、また。