#50:キャリアコンサルタント技能士2級受験に向けて~13  基本に立ち返る

こんばんは。

 

今日も梅雨の晴れ間がありました。皆さんはいかがお過ごしですか。

 

本日は、掲題の受験準備に向け、受験仲間の友人達とロールプレイング(一人が出題されてる設定の相談者役になり、キャリアコンサルティング練習をすること)した時のことを書き留めたいと思います。

 

試験では、20分間の面談の後、試験官による口頭試問があります。1問につき、約1分で答えることが目安と一般的には言われています。回答の時間配分にも注意を払い、簡潔に答えるよう意識していました。

口頭試問の中に「相談者が考える問題点は何ですか。」という問いがあります。

オブザーバーとして参加した友人から、私の答えは、「来談目的」で「主訴」ではないよ、と指摘を受けました。

「えっ?」と驚きました。基本中の基本を押さえられていなかったことになります。

 

今一度、基本に立ち返って「来談目的」と「主訴」を抑えようと思います。

例えば、50歳男性が突然に異動の打診を受けて、考えがまとまらずに相談に来たと話を始め、丁寧に傾聴していくことで、職場には伝えていない持病があり主治医のいる病院から離れた環境で働くことに不安があると話が続くとします。この場合では・・・

「来談目的」→異動の打診を受けて、考えがまとまらない。

「主訴」→異動の打診を受けたが、持病があり主治医から離れた環境で働くことの不安で考えがまとまらない。

 

あるキャリアコンサルタントの方のブログには、「主訴=来談目的+α」とありました。上記の例ですと、そのように受け取れます。友人のキャリアコンサルタントは、「主訴=相談者の心の叫び」と教わったとのこと。

主訴は相談者が一番訴えたかったことです。

来談して面談が始まった時には相談者自身が意識していなかった場合があるかもしれません。相談者の混乱した心情や環境を一緒に整理していく過程で明確化される主訴を受容することで、具体的な具体的展開に繋がります。

改めて、基本に立ち返って受験準備したいと思います。

 

健やかな一日をお過ごしください。

では、また。