#41:今、に集中します~出来事4 幸せを感じる順番
こんにちは。
本日は、先日投稿した「今、に集中する」ことに繋がる気づきがありました。
幸せを感じる順番を大切にします。
皆さんは、朝起きてすぐに何を思いますか。
「今、何時かな。」「今日の天気はどうかな。」「二日酔いが残ってるなあ。」「今日は大事な試合があるぞ。」とても様々な思いや感情、決意があると思います。「今日も健康で起きた、感謝だ。」と思う方はいらっしゃいますか。
近頃、YouTubeを見る機会が増えました。とても多くの方々が体験、知識、興味、楽しさ、辛さ等を映像として発信されています。私の興味がある分野を見ていく過程で一本の動画を拝見しました。それを切っ掛けにして、2つの事柄に繋がっていきました。
精神科医・樺沢紫苑の樺チャンネル『誰でも幸せになれる方法~本当の幸福とはコレだ!』
幸せには3種類あり、下記のような概要でした。詳細は、YouTubeをご覧ください。
- セロトニン的幸福:気分が爽やかで、心が晴れ晴れとして、朝起きた時に今日も一日頑張ろうと思える状態。健康であり、この一瞬が爽やかあると感じられる。(反対はうつ状態)
- オキシトシン的幸福:人とのコミュニケーション、繋がり、他社貢献、社交を通して感じる幸福感。家族やペットとの会話に感じる。(反対は孤独)
- ドーパミン的幸福:社会的成功、達成感、興奮・昂揚を感じる瞬間。アルコールやギャンブルによってもたらされることもある。(依存的になることもある)
幸せというと、多くの人が、「3番目のドーパミン的幸福」を意味するが、実際は、この順番を積み重ねていく事が重要であり、セロトニン的幸福が無ければ、ドーパミン的幸福を感じないであろうと説いています。病気であれば富が在っても幸せを感じない、という例えをされていました。
「この幸せの順番の積み重ねが大切」という言葉から、「マズローの法則」を思い出しました。
アメリカの心理学者、アブラハム・マズロー(1908~1970)が考案した、人間の欲求は5段階のピラミッドのように構成されているとする心理学理論です。
(「マズローの法則」で検索すると、多くの解説記事がありますので、ご参照ください。)
ピラミッドの下層部分から上層に5段階に分けられています。
- 生理的欲求:3大欲求(食欲、睡眠欲・性欲)や呼吸、排せつ等生存に必要な欲求
- 安全の欲求:身体的、経済的に安定した環境への欲求
- 社会的欲求:社会の中にある集団で受け入れられている安心感を望む欲求
- 承認欲求:その集団中で、より高い評価を望む欲求(他者による承認、自己による承認がある。)
- 自己実現欲求:自分しかできないことや自分が持つ理想の実現を望む欲求
この2つを心の中で併せてみました。
幸せや幸福感、満ち足りた気持ちは、瞬間的な存在ではなく、自分の欲求を足元から見直して確認していく過程かもしれないと感じました。
- 自分が今ある状況(日本に生まれ、戦争がなく、家があり、食事ができて、朝起きることができる健康等)を確認し、それに対して感謝する。
- その上で、自分の欲求に対して未充足なことは何かを確認し、それに囚われすぎず、静かに達成するプロセスを進む。
これからは、朝起きたら、健康に感謝し、今に集中します。
幸福に関する名作であり、古典的メタファーとなる、メーテルリンク作の『青い鳥』を再読します。
健やかな一日をお過ごしください。
では、また。