#6:積読本を読み進めます~6冊目

こんにちは。

  

本日は、積読本を読み進める6冊目。(4-2)

 

愛するということ

エーリッヒ・フロム 著   鈴木晶 訳

 

1956年にニューヨークで初版(英文)が発行され、私が手にしたのは、日本語の2020年改訳版です。

第一章の始まりに、多くの人は「愛」を「愛する」ことではなく、「愛される」こととして捉えている、との問題掲示されます。その後、神様、色々な人間関係毎に愛を解き、近代を背景とした変化と課題を指摘。愛は真の欲求とありました。

 

多くの人は「愛」を「愛される」こととして捉えている、との指摘に、別の本、7つの習慣(スティーブン・コヴィー著)を思い出しました。第1の習慣に挿入されたエピソード中に「愛(LOVE)は動詞」と書かれています。LOVEを辞書で引くと、自動詞(愛する)、他動詞(愛される)、名詞(愛)もあります。

 

どのようにも使える愛(LOVE)を、意図して自らの行動を表す動詞として自分の中心に真の欲求として置く。この言葉の捉え方が変わるのは、心の成長を表していると思いたいです。

これから時を重ねながら折々に読み返すと、今現在の私がこの一冊から受け取れたメッセージ以外の発見があるでしょう。定期的にこの本を手に取ります。

 

健やかな一日をお過ごしください。

では、また。