#34:小さな美術館巡りをします

こんにちは。

 

本日は、旅行・観光先から一つ。

小さな美術館巡りをします(5-10)

 

旅行先で、その土地から輩出された芸術家の作品を集めた小さな規模の美術館に巡り合うことがあります。

千葉県にある東山魁夷記念館に行った時の体験です。そこは、アトリエを構えた縁ある土地だそうです。完成した作品展示の数は少なめでしたが、デッサンや下絵等を多く収蔵し、人物略歴や作風変遷などを詳しく解説しています。学芸員の方による解説付き館内ツアーが開催されていたので参加しました。一つ一つの作品を作成年毎にまとめて、連作として捉えると作家が描いた時代背景や個人的心象等も浮かび上がり、それぞれの作品を観る自分の視点も変わり、新しい味わいを感じることができました。

大きな規模の美術館で開催される美術展で有名作品を観る事とは違い、作家の人となりを知り、更に描かれた時代にも興味を持つ機会になりました。

 

今後、自由に旅行できる時期になったら、旅行先の土地に縁ある作家の作品がある、小さな美術館を訪ねます。

私が住む地域にも、郷土資料館の一つとして書道家、小説家の方々が住んでいた家屋を美術館として保存し、作品だけでなく縁ある品々を収蔵、展示している場所がいくつかあります。今までは通り過ぎていましたが、これからは身近な散歩の目的地の一つして足を向けたいと思います。

訪れたらこちらに紹介させていただきます。

 

健やかな一日をお過ごしください。

では、また。