#26:近郊の図書館巡りをします

こんにちは。

 

本日は、旅行・観光先からひとつ。

近郊の図書館巡りをします。(5-8)

 

社会人になって、図書館に行かれたことはありますか。

お仕事の内容によっては、資料調達の為に専門書が豊富な図書館に頻繁にいくこともあると思います。

私は、社会人となり、図書館に足を向ける事はほとんどなくなりました。本に付箋や書き込みをする読み方なので購入し、図書館の本を借りることはしませんでした。

 

ある休日に、少し離れた日比谷公園に向かいました。

公園の敷地の中に日比谷文化図書館があり、見た目も珍しい三角形の建物でした。

図書館の中は、街の本屋さんのように新しく入荷した本の紹介や、その時々の主題に沿ったコーナー展示に解説があり、ポップのような小さいカードの説明書きもありました。

各階毎の展示コーナーを渡り歩くにつれ、自分の興味が広がっていき、とてもワクワクする楽しい時間を過ごしました。同時に、建物の中の障子を模した和風のインテリアや三角形を活かした空間に非日常を感じました。

 

コロナ禍の緊急事態宣言発令中では、人の移動を抑える必要があると理解しつつも、どこかで日常を離れ、気持ちのストレッチをしたいと感じています。日比谷文化図書館に行ったことで、図書館の中に身近な非日常を見つけることができました。

 

図書館の建物を地域の歴史と共にそのストーリーを追うことで図書館としての役割だけでなく、ひとつのランドマークにも見えてきます。

近代史に名を遺す建築家が設計した建物の図書館(上野にある国際こども図書館等)、現代を生きる建築家が図書館として創造した建物(隈研吾氏の手による角川武蔵野ミュージアム等)、歴史的建物が移築された図書館(北区中央図書館等)もあります。

私の住む家に一番近い図書館は、閉校した小学校を活用しています。

「図書館は本を借りたり読んだりする場所」という思い込みを外して、非日常の空間を楽しむ場所の一つとして、図書館巡りをしたいと思います。

新しい図書館に訪れたら、こちらに書いていきます。

 

健やかな一日をお過ごしください。

では、また。