#44:定期的に散歩します

こんにちは。

 

本日は、健康から一つ。

定期的に散歩します。(1-6)

 

皆さんは、散歩にどのようなイメージをお持ちですか。

私は、お年寄りがゆっくり歩き、健康維持を目的とした緩やかな運動のイメージがありました。子供向け偉人伝で目にしたベートーベンが散歩をしている姿の挿絵も印象に残っています。

 

近郊の図書館や小さい美術館巡りで歩く機会が増えました。歩きながら、花を観て写真を撮ったり、レトロモダンなデザインがあしらわれた住宅を眺めたり、空を見上げたりしています。散歩途中の犬と目が合って飼い主さんと挨拶を交わしたり、道を尋ねたりするハプニングもありました。歩いているだけではなく、意外に五感を使っていることに気が付きました。更に、今に集中しようと意識することで、五感のアンテナ感度が上がるように感じます。

 

雑誌『散歩の達人』が運営するWebサイト『さんたつ』に下記の記事がありました。

脳科学者・加藤俊徳先生が解説! 脳にいい散歩術 ~歩くことで、脳では何が起こっているのか~」

(詳細は上記の記事をご参照ください。)

散歩が日課の加藤先生は、毎日歩いた距離と自分自身の体調観察を続けて記録し、その結果、1日に5㎞以上歩いている月は元気、3㎞以下の日々が続くとやる気が起きない、発想力が落ちる、眠りが浅いなど、翌日の行動に影響があることが解ったそうです。

散歩中には、外部から入る情報処理のため、運動、言語、感情、記憶等を司る脳機能が活発に連携しながら働きいているそうです。散歩の時間でも、その効果が変わり、朝は覚醒、昼は気分転換、夕方はリラックス。

 

自分の足で歩くことの効能と意味深さに驚きました。また、自分の行動を意識してデータ化することにより、変化に気づく、と学びました。

図書館や美術館を目的地にして定期的な散歩を楽しみたいと思います。

 

 

健やかな一日をお過ごしください。

では、また。