#26:近郊の図書館巡りをします~その2
こんばんは。
本日は、先日投稿した、近郊の図書館巡り~その2です。
品川区立品川図書館に行きました。
京浜急行 新番場駅から徒歩3分程度に在ります。
六行会ホールと併設されていました。
六行会は、江戸時代に品川宿の地主たちが互助として立ち上げた基金に始まり、明治時代は教育制度に助成し、現在は品川区と共に、地域の文化、教育の発信拠点として、ホールも併設されたそうです。
六行は、人の勤むべき六つの行い「孝・友・睦・姻・任・恤」を指し、それぞれは、親子愛(孝)、兄弟愛(友)夫婦愛(睦)親族愛 (姻)隣人愛(任)、人類愛(恤)との説明がありました。
蔵書やフロアプラン等は公式ホームページに譲ります。
品川区の拠点的役割を体現するように、横に広い建物でした。2階、3階は中央部分が受付で、蔵書の書架が左右に奥深く伸びています。
図書館内を歩くと、「知の森」を散策しているようで、これから出会う本や知識可能性にワクワクします。雑誌の取り扱い種類がとても多く、こちらに足を運べば、どんな分野の雑誌でも手にできそうだと感じました。閲覧席も多く、ソーシャルディスタンス確保の為に間隔をあけて設営されていました。
こちらの図書館のイメージカラーがブルーなのでしょうか、内装にはブルーが多用されている印象があります。落ち着く空間でした。
私が席についたのは、3階の左奥でした。一番近くの書架には、数多の著者による第二次世界大戦の体験記が並んでいました。次世代へのメッセージとして刊行された多くの本たち。その奥には多くの方々の命と生活があるように思います。
徒歩で帰路につきました。歩き始めるとセルフトークへの意識が強くなります。今を生きている事実を感謝と共に受け止めよう、と自分に話しかけていました。
健やかな一日をお過ごしください。
では、また。