(43)自分の思い込みのひとつに気づいた日

こんばんは。

夜は過ごしやすくなりました。

皆さんはいかがお過ごしですか。

 

本日、キャリアコンサルタント業務委託内容の説明会に参加しました。そこで過ごす時間で、自分が持つ思い込みに気づきました。(具体的内容は守秘義務遵守のため抽象的表現で失礼します。)

 

業務説明を受けた内容の多くに不明点はなく、とても分かりやすい会議進行でもありました。

その業務内容の一部に、クライエントが持つスキルを聴き取り、そのスキル習熟度やその他への興味関心の強さなどを点数にする業務がありました。点数化のガイドラインも丁寧に示されており迷うとこは無かったのですが、点数化する領域に偏りがると感じました。最後に質問として「この点数化する項目以外にも貢献が見込まれる具体的項目XXがあるが、それを対象外しているのでその人材の点数結果に影響がでる懸念点があります。せめて具体的項目XXを表現する記入欄はありますか。」と投げかけました。

回答としては、「点数による評価が下がるのは仕方がないですね。具体的項目XXについては、この欄に記入してください。」でした。

私の質問に対して、ばっちりと当て込んだ答えで無駄な言葉も全くありません。ですが、私はモヤモヤを感じました。

 

このモヤモヤ感に向き合い、私が持つ思い込みが見えてきました。

・クライエントは平等な環境の下で評価を受ける権利があり、平等な環境を提供することが主宰者の義務だと私は思っている。

・主宰者は、委託した業務結果に偏りが無いことを求めている。一方、クライエントへの評価軸には偏りがあり、技術の進歩の現状を取り入れていない旧態依然ではないか。

・私は、主宰者があらかじめ作った基準に偏りのために、私がクライエントに対して平等な環境を提供できないと既に感じている。

・自分の持つ想い(思い込み)を提供できない状況にモヤモヤしている。

ということが出てきました。

とりわけ平等を実現したいとの強い思い込みを感じました。私が平等性を重んじる姿勢はどのような体験から出てくるのか。これは私がこれからも向き合うポイントと感じました。

 

説明会での質疑応答を終えた今、2つの気持ちがあることも事実です。

・私は業務委託された内容を主宰者が満足するように提供するだけの役割でしかないし、個人で意見を言ったところで体制に影響はない。私が気づかない不平等に繋がる項目はもっとあるだろうし、それを修正する立場ではない。

・私が与えられた条件下で、私が思う平等性に繋がる行動が僅かにでも取れるのであればやればいいが、自己満足の行動でしかないかもしれない。

その2つを抱えながら業務にあたるのですが、どちらかを選択する〇×方式で決めるのではなく、揺らぎながらも両方の気持ちを抱える自分は肯定したいです。

また、平等な環境への拘りや思い込みについても、継続して自分に向き合いながら、無意識の中の自分を知ろうと思います。

 

では、また。