(29)キャリアコンサルタント資格更新講習の覚書~その1
こんにちは。
本日は夏の強い日をしが照り付け、洗濯物がパキッと乾く家事日和でした。
皆さんは週末をいかがお過ごしですか。
昨日受講したキャリアコンサルタント資格更新講習は、私にとって自己認識をアップデートする機会となりました。
下記に覚書として個人的に印象深かった点のみ記載します。講座全体の概要を示すものではありませんので、ご了承ください。
・講座名:キャリア形成支援者のためのレジリエンス・トレーニング
・主催:リカレントキャリアスクール
・時間:実技 7時間
・費用:2万円(税別)
◆目的:キャリアコンサルタント自身がレジリエンスを維持向上し、対人援助においてバーンアウトせず、学習内容をクライエント支援に還元する。
◆本講座内でのレジリエンスとは:状況への対応の仕方を自らコントロールできる力、しなやかに生きる力と定義。
◆レジリエンスのスキルは、「自分らしく生きる、働く」「自分の幸せ」を実現し、「希望に満ちた」自分らしいキャリア形成に役立つ。
◆演習:レジリエンストレーニング方法を演習として体験しましたが、うち3つが印象深く残りました。
①認知行動療法の一つとしてSPARKモデル
S(Situation)出来事→P(Perception)捉え方→A(Affect)感情→R(Reaction)反応・行動→K(Knowledge)知識
起こった出来事に対して反応する自分のパターンを分析的に見る事により、自分自身に内在する認知のゆがみに気が付く。これを修正していくことが「生きやすさ」に繋がる。
SPARKモデルは過去に起こった出来事に例を取り、言語化(文字化)していくことで客観的視点を得ることができました。
②メタファーを使った自分が持つ思い込みパターンを知る方法
言葉ではなく、メタファー(比喩)を使い客観視していきました。
使ったメタファーは「犬」でした。
ネガティブ感情をもたらす7つの思い込みの感情~批判犬、正義犬、負け犬、誤り犬、諦め犬、心配犬、無関心犬(「犬」は全てケンと読みます。)
演習を通して、自分は1頭だけ飼育しているのではなく、多頭飼いして場面によっては3頭、4頭と出てきます。感情は一つではなく連鎖してますね。
多頭飼いしている犬たちをどのように対処していくかについては、「追放、受容、再訓練」の3つから選択することを示唆され、多くの参加者が選択したのは再訓練でした。再訓練には、別の犬が出てきて犬同士で話し合うプロセスを提示されました。徹底的にメタファーを使うことで客観的視点を維持していくことが重要と感じました。
③5つのレジリエンスリソースを鍛えること。
・自分の強みを知る
・自己信頼(自分に対してOKを出す)
・社会的支援(周囲に支援者がいるか)
・ポジティブな感情(自分で作り出せる)→呼吸法、ジャーナリング等マインドフルネスを活用
・目的意識
→ポジティブな感情を自ら作り出すことで心が安定するように感じます。
資格更新講習受講は始めたばかりですが着実に進めていきます。(残り:知識8時間以上、実技23時間以上)がんばろう。
では、また。