(6)週末ですね。キャリア理論キーワード復習~その1
おはようございます。
今日も蒸し暑くなりそうです。体調に気を付けてお過ごしください。
今週のおさらいをします。学生時代よりも繰り返しおさらいしないと!
キャリア理論概要の一部です。どこまで記憶に定着できているか確認。
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「キャリア理論」から
◆「キャリア意思決定理論アプローチ」編
・共通点:個人がキャリアを選択してゆくプロセスを大切にしている。
1.合理的:ジェラット、カーニー
〇ジェラット:
・投資連略理論を応用。
・将来に向かって意思決定を創造する
・連続的意思決定プロセス (予測→価値→決定基準)
・自身の体験から、理論が前後期に分けられる。前期は左脳(理論)後期は右脳(直感)を組み入れる。
(→人間らしい変化を提唱したことで、私の好きな理論家のひとり)
〇カーニー:手元資料に掲載がなく、調べること。←まだ、見つけられず。
2.実際的:ティードマン
・区別(他人とは違う価値)、統合(社会からの要求に合わせて適合)
・予期から実行までのプロセスを7分割する。
①予期 1.探索(多くの選択肢)→2.結晶化(絞り込み)→3.選択→4.明確化(より具体的に明確に)
②実行 1.導入(目標の為に行動)→2.変革(知識・問題解決方法を新しく身に付ける)→3.統合(目標の実現)
3.ヒルトン
・認知的不協和理論を意思決定プロセスに応用。
・キャリア意思決定モデルを提唱。
・外界からの入力や環境との「不協和」→「耐性」→「再調整」
◆「構造的アプローチ」編
・社会的構造理論→個人のキャリアに影響する環境は変化しながら、個人に影響を与えていく。(物理的、社会的、文化的、空間的、時間的、時代)
〇ブロンフェンブレナー(ロシア人):生態学的システム理論 相互連結の原則
・4つの同心円をイメージする(ロシアのマトリューシュカでも良し)
中心から
マイクロシステム(本人・家庭。仲間)
→メゾシステム(学校・近隣)
→エクソシステム(地域・社会)
→マクロシステム(文化・社会・法律)
(→クロノシステム(世代))
・人間の発達プロセスは、個人と環境の相互作用により形成される。
・特性因子カウンセリング(マッチング理論)
〇パーソンズ:特性因子カウンセリングの原型を作る。職業指導の創始者。
・自己分析×職業分析×論理的推論
・3要素 7段階での支援
〇ウィリアムソン:特性因子カウンセリングの理論家と定式化。
・学生相談の基本概念を作る。
・人が持つ因子(能力、特技、パーソナリティ)と仕事の因子(仕事内容、仕事理解)のマッチングを進める。
・分析→統合→診断→予後→処置→観察
・一貫性と多様性
人々が持つ特性を認め、正確に測定し、「その人らしさ」と「他者との違い」について情報を得る。
*パーソンズとウィリアムソンの役割について理解が進んだ。
人と環境の相互作用→「個人は自分のパーソナリティと一致するような環境で働くことで、より安定した職業選択をすることができ、より高い職業的満足度を得ることができる」
〇ホランド:職業とパーソナリティの繋がり
・差異心理学×パーソナリティの類形論
→類形論~人間の行動や志向に見られる個人差をタイプ分け
・大学生対象のVPI職業興味検査開発(ホイットニーと共に)
・RIASEC (順番通りに6角形に)
現実的(Realistic)×技術系キャリア
研究的 (Investigative)×サイエンス系キャリア
芸術的 (Artistic)×芸術系キャリア
社会的(Social)×ソーシャル・サービス系キャリア
企業的(Enterprising)×管理系キャリア
慣習的(Conventional)×ルーティン系キャリア
*個人の特性については覚えいたが、職種や環境も6分類していたことを知った。
・パーソナリティタイプの発達(Person Emviroment理論)
生得的資質→諸活動→興味→能力→傾向⇒自己概念へ
〇プレディガー:RIASECをベースに職業に関する分類を進める。
・RIASECで扱うワークタスクを4つに分けた。
現実的 → モノ
研究的・芸術的 → アイデア
社会的 → 人
企業的・慣習的 → データ
・職業と関連付けて分類→ワールド・オブ・ワークマップ 23分類
〇ロー:早期決定論→親の養育態度×職業選択 + マズローによる精神分析
・親の養育態度が個人の職業選択に作用する
①家庭の雰囲気
②親の態度(過保護、拒否型、受容型)
③親の援助
・職業選択(2軸で職業分野を8つに分類)→ホランドRIASECに影響を与える。
2軸(人間啓発ー資源利用、対自然 ー対人関係)
8分野(一般教養的、芸術娯楽、サービス、実業、組織、技術、戸外、化学)
◇2022/07/24 タロットカード:カップ2
カップは感情、愛情。2は選択やバランスの数字。恋人が向かい合っている絵柄にはにかんだ笑顔。今日のヒントも笑顔としよう。
では、また。