#50:キャリアコンサルタント技能士2級受験に向けて~2

こんばんは。

 

本日は、以前投稿した50番目の「キャリアコンサルタント技能士2級受験に向けて」準備を始めた一部を書き留めたいと思います。

 

 

1.試験が要求している基準の理解:

技能検定試験として実施されるので、合否を決める要点とその基準があります。

特定非営利活動法人キャリアコンサルティング協議会」が運営する公式ホームページ「国家検定キャリアコンサルティング技能検定」内に掲示されており、熟読した上で試験に臨むようにとの注記もあります。(下記に転記しますが詳細は公式ホームページをご参照ください。)

 

【2 級実技(面接)試験の評価区分とその内容】

  1. 基本的態度:キャリアコンサルタントとして自分をありのままに受容し、言語・非言語で表現し、多くの場合、一致していること。また、必要に応じて相談者の個別問題に応じた支援(助言・情報提供等)を適切に行うことができること。
  2. 関係構築力:キャリアコンサルタントとして、相談者に対する受容的・共感的な態度及び誠実な態度を維持しつつ、様々なカウンセリングの理論とスキルを用いて、相談者との人格的相互関係の中で相談者が自分に気づき、成長するような相談を安定的に進めることができること。
  3. 問題把握力:相談者が表現した内容から、相談者が相談したいことを把握し理解するとともに、相談者が訴えている以外の相談者の問題を把握しており、推論の根拠も説明できること。
  4. 具体的展開力:相談者との関係性を意識しながら面談を進め、相談者の訴えを理解した上で適切な目標を設定し、キャリアコンサルタントとしての対応を適切に選択し、対応できることで、相談者に気づき、変化(問題に対する認知の変化、自分または重要な他者に対する認知の変化、自己の表面的な表現から内面表現への変化、具体的行動や意欲の変化など)が起こること。

 

評価区分とその内容をかみ砕くことは今後の投稿で進めていきます。

 

2.論述解答におけるカウンセリング構成の確認:

筆記で受ける論述試験ですが、実技の一部として位置づけられています。

 目の前に課題を抱えたクライアントが座っていると考えた場合、初回の面談からそれ以降の支援をどのように構成していくかを問われていると思います。前述の評価区分を踏まえた構成になっているのかを再確認します。

この準備が、実技面談試験の口頭試問対策に繋がると思います。

 

3.試験に向けた面談練習:

実技面談試験は20分で行われますが、実際のキャリア面談は30分から1時間で行われる場合が多く、試験用の時間を意識した面談進行に慣れが必要だと実感しています。

今回一緒に受験する仲間との練習会を週2回行うことになりました。オンライン実施なので、自宅からの参加も可能となります。この仲間と切磋琢磨しよう、この時間を共有する一人ひとりに今の自分の力と感謝を込めて向き合います。

 

健やかな一日をお過ごしください。

では、また。