#56:好きなモノから興味を広げて~桜編1
こんばんは。
本日も、「好きなモノから興味を広げて趣味にしたいこと」を書き留めていきます。
「いちご」についても、日本で栽培が始まった背景、品種改良の歴史等を継続して調べて、いずれこちらに投稿したいと思います。
毎年の楽しみに桜見物があります。
春になると、急に街が明るくなるのは、桜の花が彩を加えていくから、と感じています。その彩が目に入るまま、目的地を決めずに散歩する時間に幸せを感じます。コロナ禍にあるこの2年間は、徒歩圏内での桜見物の楽しさを発見できました。
桜の名前については、ソメイヨシノ、ヤマザクラ、ヤエザクラ程度しか知りませんでしたが、唯一ソメイヨシノは、全国にある全ての樹が同じDNAを持つクローンと聞いたことがあります。
調べてみますと、ソメイヨシノは江戸時代末期にオオシマザクラとエドヒガンという2種類の桜を交配させ、その美しさを保つために、明治時代に接ぎ木によって数を増やし、全国に広がったそうです。
万葉の時代から「花は桜」と歌に詠まれ、人の心に印象を残しています。江戸時代には桜の交配が進んでいた事を知り、古の人々が新しい美しさを求めていた情熱が桜の種類の多さに現れるのではないか、何種類あるのかと、興味がわいてきました。
◆日本では、10種が基本:(Garden Story ホームページより引用)
基本→ヤマザクラ、オオヤマザクラ、カスミザクラ、オオシマザクラ、エドヒガン、チョウジザクラ、マメザクラ、タカネザクラ、ミヤマザクラ、クマノザクラ
変種→100種以上の桜が自生
園芸品種→200以上
とのことでした。園芸品種の多さに人々の桜に対する想いが伝わります。
◆『桜の図鑑』では380品種:(公益財団法人日本花の会 公式ホームページに掲載されています。)
桜の種類と形状が解る写真が掲載された図鑑のように情報がまとめられたサイトを探し、上記のサイトに出会いました。名前、咲く時期や色、形から検索することもできる便利なデジタル図鑑で、その品種の歴史などにも触れた説明があります。眺めているだけでも楽しく、桜の季節が待ち遠しく感じます。
来年の桜の季節には、スマホの中にこの図鑑のURLを入れて散歩に行きます。
その『桜の図鑑』に掲載されている品種の数は、なんど380品種!現在も新種として発見されたもの、園芸品種として開発されたものが次々と品種登録されているようです。
桜は愛され続けている花と思いました。
健やかな一日をお過ごしください。
では、また。