【シニアの求職活動覚書】(9月第3~4週)

こんにちは。

台風一過の後ですが、雲の厚い空模様ですが、日が差すだけでもありがたいと感じます。

 

先日あるメルマガ記事で、取得しても収入に結びつかない国家資格の代表例として国家資格キャリアコンサルタントが引用されていました。私個人としては、それなりに真摯に学んで取得し継続学習しているので残念な気持ちを覚えましたが、収入に直結しないのは事実。最近は難関の弁護士資格取得しても、それだけで生活保障には繋がらない、資格を使った事業運営の意識が必要だとも耳にします。また、ある社労士資格取得に挑戦し続けている方が、「社労士資格取得者よりも今の僕は稼いでますよ。」と自尊と自虐の混濁した表情で話してくれました。

自分が何をしたいか、それを実現するためのツールのひとつが資格と考えると、今の私にはしっくりきました。

 

キャリコンの求職活動覚書(9月第3~4週)

<9月14日(水)> セミナー出席

『シニアの就職活動のポイント』1.5時間 以下概要⇩

◇雇用側から見たキャリア採用の重視ポイント4点

①職種・業務の経験・能力・資質があるか確認。

②仕事や業務に対する熱意、意欲の確認。→未経験の場合はこれを重視。

③組織人としての性格や人柄の確認。→社風があうか。

④体力があるか、メンタル状況の確認。→個別相談も可能。

◇求職者として工夫4点

①書類上での工夫→キャリアの棚卸を充分にすること。

②募集条件とは異なっても、興味があればダメ元で応募してみること。

③業務上得たテクニカルスキルより、ヒューマンスキル(人間力)の訴求をする。

④周囲の力、専門家の力を借りる→一人で孤立しない。

労働市場動向確認は、年齢別・職業別求人情報で確認。

60才以上で求人が多いのは、エンジニア等の技術者、介護、ビル清掃、外食産業、警備、建設現場。(セミナーの後、ハローワークからそれらの求人票コピーを頂きました。)事務職はとても少ない。

◇まとめ:自分の希望と実際の求人に対して折り合いをつけることが大切なポイント。

働く理由は様々。自分にとっての暮らし方を描き、そこに働き方を合わせてイメージしていくと良い。

感想:個人的にこれまで求職活動で通ってきた道を再確認。「折り合いをつける」というまとめの後に求人票コピーを渡される。多くが警備、ビル管理と清掃でキャリアコンサルタント募集はありませんでした。現実を知る事から始めるようにとの強烈なメッセージですね。他のセミナー参加者はどう感じたのだろうか。

とはいえ、求職者としての工夫4点はしっかり抑えようと気持ちを新たにしました。早速、専門家のアドバイスをいただくことにしました。

 

<9月20日(火)> おしごと相談室での面談 50分

キャリアコンサルタントの方と50分のキャリア面談を行った。

用意したもの:履歴書、職務経歴書

相談内容:キャリアコンサルタント業務を希望。雇用されるために必要なスキルと求人情報入手方法について。

内容概略:

フリーランスでの活動で成功している人は多くない状況。いくつかの業務委託やダブルワーク等で経験と収入を得ることが多い。

・求人情報は12月~1月に多いが直ぐに埋まる。多くは会計年度単位での業務。

・私の経験と年齢(60才以上)を合わせて検討すると、中高年の再就職支援が向いているのではないか。その事業の多くは、大手人材会社が受注する傾向が強いため、それら人材会社への派遣登録も情報を得る方法の一つ。

・私の年齢に対するキャリアコンサルタント経歴は少ないので、むしろこれまでの社会人経験を強みと主軸にした職務経歴書に書き換えてみるのもアプローチだろう。

感想:自分としては強みではない職務経歴部分が、他者から見て強みであると促してもらえたことは、勇気になりました。

担当していただいたキャリアコンサルタントの方は火曜日担当とのことでしたので、キャリアの棚卸をしてから来週、新しい職務経歴書を携えて相談に行こうと思います。

 

◇2022/09/21 タロットカード:14 節制

適応、調整、自己コントロール、経験の調整と緩和を意味する。キャリアの棚卸をしている今の自分にピッタリの一枚。よし、続けよう。

 

では、また。