(31)絵本『おおきな木』を再読しました
おはようございます。
近づく強力な台風への警告と備えがニュースで流れています。
台風通過が予想される地域の皆さん、どうぞお気をつけください。
最近絵本が人生の示唆に富んでいることに興味を持ち、図書館に足を向けた時に子供向けコーナーで気まま手に取ることにしました。
その最初の1冊目
『おおきな木』 (原題:The giving tree)
シェル・シルバスタイン著 村上春樹 訳
読まれたことがある方々も多いと推察します。
ストーリーは、一本の森の木とひとりの少年が共に年齢を重ねていく節目の関係が描かれています。木は少年が彼の人生の転機に欲しがるものを次々に身を削って与え、切り株となります。最後は年老いた少年が切り株に腰を下ろし静かに過ごす場所と時間に寄り添う場面で終わります。途中で作者は、「この木は幸せに…なんてなれませんよね。」との一文も差し込んでいます。
読み返した後に、4つの想いが浮かびしました。
・「人は多くを持たなくても多くを与えることができる」とのある本の一文。
・自分は与える側でもあり、搾取する側の両方の立場として存在しているのだろう。一つの関係性に集中するとWin-Loseの一方向に見えるが、視野を広げるとWin-Loseが連鎖しているのではないか。
・幸せの定義とまで広げるには及ばずとも、自分が何をもって満足するのか、を自覚したい。
・おおきな木の周りに新芽があるといいな。
シンプルなストーリーの余白に今の想いを描きながら読む感覚でした。
〇朝活:
・瞑想~ベランダで立ち姿勢で短時間試しましたが、陽の光や風を感じて楽しい体験になりました。
・TOEIC英単語帳
このカードは、女王が手に持ったカップを見つめている図柄。良き妻、母の象徴。
自分が決めたイメージを実現できることも意味しているとのこと。学びを続けよう。
では、また。