#21:セルフトークを意識します~7 歯科医院にて

こんばんは。

 

本日は、歯の治療にまつわることを二つを書き留めたいと思います。

 

ひとつ目は、本日の出来事です。

先日、食事中に歯の詰め物が外れ、幸いにもそれを飲み込まずに済みました。

自宅近くの歯科医院をネット検索し、本日の内に治療していただくことができ、通院無しでの仕上がりがとても嬉しく有難かったです。

その歯科医院に決めた理由は2つあります。

ひとつは、その先生の治療方針として、できる限り患者自身の歯を残すと明記されていました。私もなるべく自分の歯を大事にしたいと思っています。

次は、コロナ感染対策について、詳細な説明記載がありました。どの病院も対策していると思いますが、目的を持って対策をしていると明記することで信頼に繋がりました。意思表示をすることの大切さを身をもって学びました。歯のトラブルがあったら、再びこちらにお世話になりたいと思います。

 

ふたつ目は、本日、歯科医院の治療台に寝ている時に、よみがえった過去の記憶です。

小学生の頃ですので、もう50年前(半世紀前ですね…)の事です。当時住んでいた家のすぐ近くにある歯医者さんに虫歯の治療に行きました。小学生でしたが、私一人で行きました。歯神経を抜くことになって麻酔をかけたのですが、治療が始まると私はあまりの痛みに、「痛い!」と先生に訴えたのですが、先生は「十分に麻酔が聴いているはずだ。」とそのまま治療を続行。私は治療台の上で痛みのあまり気を失いました。目を覚ますと、待合室の茶色い長いすに寝ており、歯の治療は終わっていました。待合室の床の色、受付台のガラスの模様まで映像として浮かびます。

それ以来、私は歯の治療に対して極度の緊張感と恐怖感を覚えています。

普段は、全く思い出さない小学生の頃の出来事ですが、今でも歯科医院の治療台に寝ると、ドリルの音、薬の匂い、口を漱ぐためのカコップに自動で流れ込む水の音、治療台の上の照明などから、当時の体験と感情を鮮明に呼び起こすのだ、と思いました。

 

人の五感はなんと深く、長くまでづながって記憶に残していることか、と驚きます。これから自分の五感を通して心や記憶に、時には無意識の領域に届く物事は、できるだけ、豊かで穏やかで美しい物事として捉えてゆきたいと思いました。

梅雨時期の今、雨に対する捉え方を増やして、豊かな印象に繋げたいと思います。

 

健やかな一日をお過ごしください。

では、また。