#9:MIHO MUSEUMに行きます~心の中で旅の予行練習~

こんにちは。

私が住む地域は今日も暖かな日です。

この暖かさと少し冷えた空気に押され、自宅を離れた非日常を感じる場所に誘われる気持ちが起こりますけれども、今はインターネットの情報に乗って心の中で旅の予行練習を楽しみます。

 

MIHO MUSEUMに行きます。(5-2)

この美術館はテレビ番組を通して知りました。どんな番組で何時頃放送されたかは覚えていませんが強烈なイメージの残る映像がありました。

トンネルを抜けた先にある建物が映し出され、現実の時間が流れる場所から価値の異なる空間へ押し出されるようでした。自分もその空間に立ちたいと思いました。

 

MIHO MUSEUMの公式ホームページを拝見すると、

滋賀県甲賀市信楽町に在り、12月中旬から3月中旬は冬季休館。

建築にまつわるフォトギャラリーにトンネルも収められていました。

創立者小山美秀子さん(1910-2003)。岡田茂吉師に師事しその思想を学ばれ、思想を通して培われた価値観を通して選ばれた美術品を展示されているそうです。

建築デザインは、I.M.ペイ氏(代表作の一つにルーブル美術館ガラスのピラミッドがある)が担当されたとの説明がありました。

 

信楽は陶器の名称として耳にし狸の置物のイメージを持っています。冬季休館するのは山深い場所にあるからでしょうか。

土地に関する事と同様に創立者、その師、建築家、どのお名前についても私には初めての事ばかりでした。

良く言えば先入観が無いのですが、行きたい時に直ぐ行ける場所に在る美術館ではありません。いざその場所に立った時に、目にしたかったものをしっかり観てきたい、と欲もあります。自由な旅行ができる時が来るまでの間、この美術館に纏わるストーリーに触れてみたいと思います。

 

健やかな一日をお過ごしください。

では、また。