#8:吉野山の桜を見にいきます~コロナ終息後に~

こんにちは。

私が住む地域は、晴天続きの穏やかな日が3日間続いています。春到来でしょうか。

春といえば、桜を真っ先に思い出します。

本日は、旅行・観光に行きたいところから一つ。

吉野山の桜を見に行きます。コロナ終息後になりますけれども。(5-2)

 

古から日本人は桜が好きで花といえば桜を指す、とおっしゃる方々も多いと思います。

和歌に造詣がなくても、私は桜の花と共に西行の和歌を思い出します。

ねかはくは花のしたにて春しなん そのきさらきのもちつきのころ 

西行山家集

 

4~5年前にアメリカ在住の友人が日本に里帰りした際、奈良の吉野山の桜を目にした感動を語ってくれました。「日本に居ながら見たことがないのは本当に勿体ない。私は一度目は満開には早かったから、二度目は満開時期に行ったのよ。その時は、それはもう、素晴らしかった。一目千本というけれど、その言葉のまま。生きてるうちに一度行ってみたらいいわよ。」

満開の桜を背景にした笑顔の写真を携帯画面を指先でフリックさせながら次々と見せてくれました。

私は綺麗だなぁ、桜をみたいなぁとふわっと思ってました。

 

一目千本と言われる見事な桜の景観は、桜守の方々が毎年欠かさず植え続けてできたとのドキュメンタリー番組を見たことを思い出しました。不慣れな人では足元が定まらない程の急勾配。その山肌に身体を近づけながら一本、また一本と苗木を植えられていました。きっと昨年も今年も桜守の方々は変わらずに吉野山にいらしたと思います。

コロナの状況とは関係なく、自然はいつものように時を受け止めて、変わることなく花の時期を迎えるのでしょう。

今コロナウィルスに抗っての旅行は控えて、一目千本の展望台に立った時にその景色を満喫できるだけの準備をしてそれまでの時間過ごしたいと思います。

旅行計画立案と併せて桜の種類、桜守のお仕事、吉野山の歴史等についても少し学べればと思います。

 

健やかな一日をお過ごしください。

では、また。